第62回:GENKEI★ラボ~前編~

新たに大学生のメンバーを迎えたラボ。肝心のチーム名を伝えていませんでしたね。

その名は「GENKEI★ラボ」。(命名:山本氏)

原色美術印刷社の原(GEN)と叡啓大学の啓(KEI)を合体させただけじゃん!
と言ってしまえばその通りですけど、わかりやすくていいでしょ?
因みにセンターの★はチームリーダーT橋の謎のこだわりです。

命名者:山本氏

チーム名が決まったところで、学生メンバーの皆さんに幾つか質問をしてみました。

Q1. 何故このラボに参加しようと思ったのですか?

山本(2年生・推し活知識は浅いけどとっても広い)(以下、敬称略)
時給やボランティアが多い中、報酬として売上金額〇パーセントがバックされる。
これ、面白いと思ったんです。
頑張った分だけ返ってくる。そんな条件は他には無かったので。
それに商品企画をしたことが無いのでやってみたいと思いました。
(頑張っても報酬が返ってこない場合もあると思いますが?)
まぁボランティアすることを思えば…何より経験を積めると考えれば。
バックはむしろラッキー的なくらいの気持ちでいますよ。

シャクシア(3年生・愛する推しがいるアルゼンチン出身女子)
今まで商品を企画するという経験が全くなく、これが初めての機会です。
企業(=仕事内容など)を全く知らない中で新しいものを作ることも、
ミーティングが終始日本語なのも自分にとってはものすごく挑戦的なことでした。
友人同士で使う日本語とビジネスで使う日本語の違いも知ることが出来ますし。
初めて飛び込む現場で商品を開発する機会がもらえる、それはとても勉強になります。
(英語同時通訳:木村氏)

木村(4年生・卒業まで半年を切りました)
元々は学生祭の関係で繋がったので、学生祭の広がりになればいいと思いました。
今回のことは、学内で培った知識や技術を実際の場で生かせる機会ととらえましたね。
また自分だけじゃなく後輩たちにとっての良い機会に繋がれば、という期待もありました。

左:シャクシア氏、右:木村氏

Q2. このラボに参加して、実際どうですか?

シャクシア
会社で通用する知識はそもそも無いので驚きはありませんでした。
でも題材が推し活になって、自分の知識や考えを表現できていると思います。
ただ会話がすべて日本語なので理解が追い付かない状況も・・・
通訳してもらったり翻訳ツール使ったりしていますが、どうしてもワンテンポ遅れてしまうので理解が難しいんですよね。
でも、その中でも光る意見を出せるよう頑張っていきたいです!

山本
別の企業でインターンの経験があるんですけど、最初は理解できないし何も出来なかった。
このラボに入りましたが、やっぱりまだ与えられた題材に対して意見を出しているだけで。
もう少し時間はかかるかもしれませんが、新しいことを自分から提案したいですね。

木村
今、自分たち自身は学生でかかわる人達もほとんどが学生。
その学生の立場で参加していますが、良くも悪くも実際と齟齬があることを感じます。
そしてそれはプロジェクトを進めるにあたって、良いこともあれば難しいこともある、と痛感しているというか。
自分たちの感性を大事にしながら、今持つ知識を出し惜しんだり発言を躊躇したりすることなく、いろんなことを学びたいです。

Q3. インバウンドや推し活商品を視野に入れているこのラボでの、自分の役割は何だと思いますか?

山本
推し活に熱心な層は10代~40代と言われますが、ちょうどこのラボは一番下と一番上の層です。
自分の役割のひとつは”一番下の層の感覚を出来るだけ出す”こと。
アイドル系以外の推し活分野については広く浅くわかっていると思うので、そこを共有できれば。
共有によって理解が深まると良いものを作ることに繋がりますからね。

シャクシア
もっぱら自分の役割を模索しているところなんですけど・・・私自身が推し活をしているので、実際の活動内容や心理がどういうものなのか理解してます。
そこはしっかり紹介していきたいですね。
(実際、彼女の私物やグッズの使い方は勉強になります)
またインバウンド商品向けに、日本に住んいる外国人としての意見もですけど、ツアーガイドもするので観光客の実情や情報とか提供できますよ。

木村
二人(シャクシア・山本)が専門的な知識を持っている中で自分には詳しい知識はありません。
でも三人の中では一番年上で、二人より経験値も若干高いと思います。
三人のバランスをとれるように、と思っています。
(まとめ役ってことですね)
・・・まとめ役? そうであったら良いんですけどね。

               

ちょっと長くなったので続きは後編。